ライオンヘッド統括者ジョン・ニーダムがマイクロソフトのレドモンド本社へ

ジョン・ニーダムは先日までマイクロソフト傘下の英国ライオンヘッド・ストゥーディオズ統括者を務めてきたが、エクスボックス担当幹部フィル・ハリソンの退社によって生じた空席を埋めるため、レドモンド勤務となった。
マイクロソフトのスポークスパーソンは今回の人事を公式に認め、ニーダムがコーポレート・ヴァイス・プレジデントのクード・ツノダの直属として勤務し、エクスボックスおよびマイクロソフト・ホロレンズ向け主要ゲーム開発に参加するが、ヘイロー、ギアーズ・オヴ・ウォーズ、フォルツァ、マインクラフト連作には携わらない予定だと述べた。このチームはそれぞれツノダの上司であるエクスボックス統括者フィル・スペンサーに直属しているためだ。
ニーダムはライオンヘッドに2013年加入、その前にはソニー・オンライン・エンターテインメント幹部やサイプティック・ストゥーディオズCEO、ガジリオン・エンターテインメントCEOを務めた。昨年、マーク・ホイッテンの退社を受け、当時ストゥーディオズのヴァイス・プレジデントだったスペンサーがマイクロソフト本社エクスボックスほかゲーム制作統括者に任命された。
マイクロソフトの現行ゲームにおける課題としては、ソニーとのコンソール販売競争での出遅れを取り戻すこと、PC向けゲームでの存在感を強化すること、レドモンド本社で開発中の仮想現実メガネ「ホロレンズ」向けゲーム制作の方法論を確立することが挙げられる。続きを読む
(From the Re/code blog post. Thanks to Eric Johnson.)