ボックスがディヴェロッパ・エディションを発表しエンタープライズ・アプリケーション向けプラットフォームを提供

公開企業となったクラウド・ファイル共有企業であるボックスは本日、「ディヴェロッパ・エディション」を発表した。このプラットフォームはディヴェロッパがアプリケーションのバックボーンとして依拠できる仕組みとなっている。
このサーヴィスには、すでにボックスが装備しているユーザ認証システム「エンクリプション」や法令遵守および監査対策システムが含まれている、とボックスのプラットフォーム・エンジニアリング・チームを率いるハイジ・ウィリアムズが、ボックス主催の年次開発者総会「ボックス・デヴ」の壇上で述べた。
ディヴェロッパ・エディションはアプリケーションの中核として利用される前提だが、ユーザはアプリとボックスのそれぞれにログインする手間が要らない。アプリにログインするだけで利用できるのです、とウィリアムズは語った。
本日より、参加者限定のベータ版がご利用いただけますと彼女は述べた。
ボックスは同社の成長に合わせて、ディヴェロッパの誘致を推し進めてきた。そしてディヴェロッパ・エディションはこれまで打ち出したなかで最大の目玉だという。
ボックスは1月にニューヨーク証券取引所に上場した。先月同社は公開企業として初の決算発表を行ない、1月31日を期末とする同社の2015年会計年度第4四半期に6260万ドルの売上高があったことを公表した。
ボックスは現在3500万人のユーザ、4万5千社の皆様に利用登録いただいております、とボックス共同創業者兼首席経営執行役員アーロン・レヴィはコンファレンスの開会において発表した。12月時点の3200万ユーザ、4万4千社からさらに上乗せした。続きを読む
(From the VentureBeat blog post. Thanks to Jordan Novet.)