レディットが「レディット・ビデオ」を開設しオリジナル・コンテントに参入

レディットはこれまで時間をかけて同社プロダクト・ラインアップを形成し、ポッドキャスト、ニューズレター、ビデオにまで手を広げている。
本日、同社はレディットの本体サイトにおいて共有された記事をベースにしたオリジナル・コンテントを制作し放映するビデオサイトを開設した。
「ビデオはいま、ホットなことになっており、レディット・ビデオを開設することでみなさんにできるかぎり楽しんでもらおうと考えました」とレディット創業者アレクシス・オハニアンはニューヨーク・シティで開催された「テッククランチ・ディスラプト」の壇上でそう語った。
レディットは2005年からコミュニティ・ディスカッションやコンテント共有の場として利用されてきた。同社はその当時からみればずいぶんと変わって、いまや1億6千万の月間表示数を誇るに至った。昨年秋、同社は5千万ドルの資金調達を行ない、レディットがオリジナル・コンテント制作に踏み出すきっかけとなった。
今回の新しいイニシアティヴを構築するため、同社はヴァージでビデオ部門を率いたスティーヴン・グリーンウッドとジョーダン・オプリンガーを起用した。
レディットはこの数年にわたって幾つもの変更を実施してきたが、経営陣の刷新、社員全員のサン・フランシスコ転勤がとくに大きかった。今回のプロダクト開発によって、サイトは自前の発信手段をもつことになり、また広告収入の経路も生み出せる。
レディット・ビデオは差し当たって「アスク・ミー・エニシング」に重点を置き、番組プログラムを編成していく。続きを読む
(From the VentureBeat blog post. Thanks to Ruth Reader.)