ペイパルはスモール・ビジネス向けローンにより5億ドルを18か月で貸し出したと表明

ペイパルは本日、ワーキング・キャピタルを通じて5億ドルをスモール・ビジネス向けに貸し出したと発表した。同ローンは1年半前に開設された。
同社は合衆国内で1日あたり2百万ドルを貸し出していると表明した。ローン・サーヴィスは英国およびオーストラリアでも運営されている。
スモール・ビジネス向けローンは現在開発がさかんになっているホットな分野である。スクエアは、同様な決済および店舗運営ツールを提供しているが、スクエア・キャピタルという名でローン・サーヴィスがあり、売上金の見込みに対し資金の貸付を行なうというものである。同社はこれまでに加盟店に貸し出した金額が1億ドルに到達した、と先日CEOジャック・ドーシィがバズフィードのマット・ホーナンとのインタヴューで明かしている。
スモール・ビジネスに現金を供与することはスクエアやペイパルといったサーヴィスにとっては、顧客企業に高付加価値を提供することで競合との差異化を図る手段となっている。しかし、スモール・ビジネス向けローンのうち、レンディング・クラブのようなピアツーピア型貸付プラットフォームが占める割合は多く、直近の四半期で同社は16億3千万ドルを貸し出した。続きを読む
(From the VentureBeat blog post. Thanks to Ruth Reader.)