ユーバは10億ドル相当の信用枠の設定を協議中、IPOへ向けた地ならしか

ユーバの来るべきIPOがいよいよ近づいており、その実現は世界中の人々の想像を絶するものになりそうだ。
ウォール・ストリート・ジャーナルによると、ユーバは現在銀行団との協議によって10億ドル相当の信用枠を設定する見通しだという。WSJの報道では、ユーバはこれまでに何行もの銀行と実現可能な取引条件について連絡を取り合っていると「複数の情報源」から聞いた話として記事に掲載している。
同紙の記事にはこう述べられている。「信用枠の設定を協議中だということは、銀行との関係を緊密にすることから、IPOをめざす企業の地ならしとして使われることが多い」
その日取りについては、同紙は「具体化していない」と述べており、「早くても来年」になりそうだという。
ユーバはすでに突出した金額の資金を調達しており、現在同社の評価額は410億ドルに達しているため、事業を継続するための資金を必要としていない。だが同社はノキアの地図情報部門であるノキア・ヒアを買収しようと名乗りをあげており、インドや中国での展開を目指している。すでに調達した豊富な資金の使い途がないということは考えられない。続きを読む
(From the VentureBeat blog post. Thanks to Chris O'Brien.)