パスはソーシャル・ネットワーキング・アプリをカカオトークに売却

パスは社名を冠したソーシャル・ネットワーキング・アプリを韓国のテクノロジ企業であるドーム・カカオに売却し、併せてスタンドアローン型メッセージング・アプリ「パス・トーク」も売却することで合意に達した。同社はメッセージング・サーヴィスのカカオ・トークが人気となっている。
リコード誌は先月、両社が大詰めの協議に入っていることを最初に報じていた。今回売却となったのはパスのフラッグシップである「パス・クラシック」である。パスCEOであるデーヴ・モーリンは木曜日に今回の売却についてブログ記事を掲載している。パスとパス・トークは今後もサーヴィスを継続するとモーリンは述べている。彼の在任中パスのアクティヴ・ユーザは1千万人を達成していた。
「わたしたちはこれまでの事業拡大に一定の区切りをつけ、パスの今後の本格的な成長段階に向け経営資源の充実とともに東南アジア市場での地域重点化に長けた人材の確保のため、今回の成約となりました」とモーリンは説明している。パスのユーザの半数以上はインドネシア国内に在住している。
パスは今後、4月にリリースしたGIF画像による自撮りアプリ「コング」に特化していく。続きを読む
(From the Re/code blog post. Thanks to Kurt Wagner.)