ヴェライゾンがAOLを44億ドルで買収完了

合衆国の通信大手ヴェライゾンはAOLの買収を予定通り1株50。00ドルで決済完了したと発表した。これによってAOLはニューヨーク証券取引所での売買がされなくなり、正式にェライゾンの子会社になる。
買収提案のニューズは先月初めて判明したが、その数か月前より可能性を示唆するウワサが流れていた。ヴェライゾンはどちらかといえばインターネットおよび通信サーヴィスで通っているものの、同社はこれまでにコンテント重視のメディア企業になるための計画を推し進めてきた。また、動画や広告によって収益化を狙っており、それはAOLの守備範囲となっている。
じっさい、AOLはウェブでは最古参のブランドに分類されるはずで、現在でもダイヤルアップ・インターネットの代名詞とされているが、同社のメディア企業としての成長はとりわけ動画コンテントとプログラマティック広告テクノロジが支えており、これがヴェライゾンの関心を惹いたとされる。
ヴェライゾンによると、AOLのCEOティム・アームストロングがAOL運営を統括する一方で職分を拡張し、今回ヴェライゾン・デジタル・メディア・サーヴィス部門プレジデントのボブ・トゥーヘイがアームストロングの直属に入る。続きを読む
(From the VentureBeat blog post. Thanks to Paul Sawers.)