スポティファイがデータ・サイエンス・コンサルティング会社のシード・サイエンティフィクを買収

音楽ストリーミング会社のスポティファイは本日、シード・サイエンティフィックを買収したと発表した。同社はデータ・サイエンスおよび解析を手がけるコンサルティング会社だ。
今回の買収はスポティファイにとって、高度解析チームの編成によって「新進先鋭の数学、サイエンス、デザインおよびエンジニアリングを動員し、事業施策、モデル構築、データ・ツールを構成すること」に寄与すると声明文で述べられている。
取引の詳細条件は公表されていない。
今回の取引に先立って、スポティファイは音楽データ・スタートアップの「エコー・ネスト」を昨年買収している。IPOへの道のりを進むスポティファイはグーグル、アップルをはじめとする他社からの追い上げに直面しており、事業の補強を明確にめざしている。今月スポティファイは75百万ユーザを達成し、このうち2千万ユーザが有料サーヴィスを利用していると表明した。
シード・サイエンティフィックは2012年に創業し、ニューヨークを本拠とする。同社の創業者で首席経営執行役員であるアダム・ブライは以前雑誌「シード」の創業者兼編集長を務めた。シード・サイエンティフィックの顧客にはブラジル、GE、国際連合などが挙げられると同社のウェブサイトに掲載されている。続きを読む
(From the VentureBeat blog post. Thanks to Jordan Novet.)