スポティファイがアップル・ミュージックについてどう思うか聞き取り調査

1か月前に開設されたアップル・ミュージックの調子はどうか、知りたいと思う人は数多いとみられるが、その数字が明かされているのはまだ一部で、このストリーミング音楽サーヴィスがどの程度受け入れられたか実感をつかむにはしばらくかかりそうだ。
スポティファイは一部の会員を対象に(わたしもその一人だ)聞き取り調査を実施しているようだ。その案内は今日、わたしのGメールの「プロモーション」タブに届いた。「10ドル分のアマゾン・ギフトカードが50人に1人当たる」チャンスがあるという。
それはありがとう。だが、わたしはギフトカードを受け取れない立場にある。わたしの意見を共有することだけは喜んで引き受けたい。
スポティファイの聞き取り調査では手始めにわたしのデジタル・メディア・サーヴィスの利用状況を質問してきた。たとえばフルやネットフリックスといったストリーミング動画サーヴィスの利用(なお、スポティファイは6年越しの苦節を経てようやく動画の世界へと片足を踏み出した)。次に質問されたのは音楽サーヴィスの詳しい消費行動について。

そこで、アップル・ミュージックを先月から(個人的にも職業的にも)使うのに時間をかけていると回答したが、するとたくさんの質問がやってきた。
これは理由のないことではない。アップル・ミュージックはスポティファイに直接対抗するのがねらいで、同社には2000万人の有料会員が世界各地にいるうえ、それに加えて無料版のサーヴィスでは5500万人が利用している。アップルは同じサーヴィスを売り込んでいるに等しく、値段も同じである。ビジネスモデルだけが違う(広告表示と引き換えに無料で制限なく利用できるサーヴィスはない)。
スポティファイが質問してきた例を下に載せよう。(わたしはスポティファイの広報担当にコメントを要請したが断られた)スポティファイはわたしがアップル・ミュージックの独占コンテントに関心があるか素人しているようだが、これは同社がやりたいと思っていても実現しそうにないことだ。続きを読む







(From the Re/code blog post. Thanks to Peter Kafka.)