ウエスタン・デジタル、エクィニックス、ラッカス・ワイヤレスの決算は強弱混在

エスタン・デジタルの第4四半期決算で、営業収益はPC市場の弱含みで予想を下回ったものの、利益は予想を上回った。
ストレージの巨人である同社は32億ドルの売上高に対し、2億2千万ドル(1株あたり94セント)の利益を発表した。ウエスタン・デジタルの第4四半期で、非GAAP方式にもとづく1株利益は1.51ドルとなった。
ウォール・ストリートはウエスタン・デジタルの非GAAP方式にもとづく1株利益を1.45ドル、売上高を32億5千万ドルと見込んでいた。
CEOスティーヴ・ミリガンは四半期決算の結果をPC市場の弱含みによるものと結論付けた。
2015年度のウエスタン・デジタルは146億ドルの売上高に対し、15億ドル(1株あたり6.18ドル)の利益となった。
ホスティングおよびクラウドホスティングのエクィニックスの第2四半期決算で、売上高は6億6560万ドルに対し5950万ドル(1株あたり1.03ドル)の利益と、前年同期比10パーセント増となった。
ウォール・ストリートは同社の第2四半期の売上高を6億5820万ドル、1株利益を1.10ドルと見込んでいた。
業績見通しについて、エクィニックスは、第3四半期の売上高を6億8100万ドルから6億8500万ドルの間と予想。2015年度は26億8千万ドルから26億9千万ドルの間と予想している。この見通しは市場予想を上回った。
ワイヤレス・ネットワーキング企業のラッカス・ワイヤレスは第2四半期決算で、9220万ドルの売上高に対し、80万ドル(1株あたり1セント)の利益を発表した。非GAAP方式にもとづく利益は9セントとなった。
アナリストは同社の非GAAP方式にもとづく売上高を8820万ドル、1株利益を9セントと見込んでいた。同社は地域および価格帯を総じて足下に強さがみられると述べている。
同社は第3四半期の業績見通しを引き上げ、非GAAP方式にもとづく売上高を9400万ドルから9900万ドルの間、1株利益を10セントから13セントの間と予想している。続きを読む
(From the Between the Lines blog post. Thanks to Larry Dignan.)