ディグが対話コミュニティ・プロダクト新設に備えガイドライン策定

ニューズ集結配信サーヴィスのディグはコミュニティの利用ガイドラインを策定し、「高度に解放的な議論、きわめて自由な討議、そして有用な対話履歴」を実現するとともに、何が許容され、何が許容されないかを明確に線引きすると発表した。
このポリシー策定にあたっては、同様なサーヴィスとして比較されてきたレディットの現状を踏まえたものとみられる。
ディグの首席経営執行役員アンドリュー・マクローリンは今日発表した記事で、同社が今後開設する新プロダクトや機能、とくにコメント投稿を想定した地ならしの意味があると明かしている。これはおそらく、マクローリンがコミュニティ参加者に事前に通知することによって、新機能の開始時に戸惑うことのないよう準備を整えたと見てよさそうだ。
自然なことだが、ディグで許容されないコンテントには誹謗中傷、差別、ヘイトスピーチが含まれる。加えて、悪意を示唆する名前を名乗ることもそれに該当する。性差別、商標や著作権侵害、嫌がらせ、プライバシー侵害、不法行為の表明、またガイドライン違反とみられるコメントやユーザへの集団的糾弾も該当する。
つまり、平たく言えばディグはこの手のリストに載る一般的な禁止事項をすべて準拠したことになる。
マクローリンによると、ガイドライン違反者は投稿やコメントの削除の対象となりユーザ名の利用停止もあるという。対象となったユーザにはイーメールおよびウェブ・インタフェースから警告を通達し、問題の対処に当たる猶予を設ける。違反が繰り返される場合は「アカウントの制限、停止、剥奪もあり得る」という。続きを読む
(From the VentureBeat blog post. Thanks to Ken Yeung.)