EMCはBJ傘下ホールセール・クラブCEOのローラ・センを取締役に

ストレージおよびITの巨人であるEMCはさきほど、取締役を新たに迎え入れたと発表した。
小売業大手BJ傘下のホールセール・クラブCEOを務めるローラ・J・センはEMCの13人目の取締役となる。彼女は今年になってから3人目の新任取締役で、その前の2人はアクティヴィスト投資家として知られるヘッジファンド「エリオット・マネジメント」から送り込まれた取締役である。
センは同社の取締役としては2人目の女性で、キッシンジャー・アソシエーツでプレジデントを務めるジャミ・ミーシックに続くかたちとなる。センは26年にわたってBJに勤続するヴェテランで、2009年から現在のCEOを務めている。
今回の取締役選任によってEMCがエリオットとの対決にどういった戦術を取るのかは明らかでない。投資機関である同社はEMCの株式の2パーセントを保有しており、同社の子会社であるクラウド・ソフトウェア会社ヴイエムウェアの株式の80パーセント相当を分離すべきとの株主提案を行なっている。
EMCの株価は今回の発表を受け、時間外取引で1パーセント弱となる4セント下落して推移している。続きを読む
(From the Re/code blog post. Thanks to Arik Hesseldahl.)