エヌヴィディアは人工知能向けGPUモジュール「ジェットソンTX1」を発表

エヌヴィディアは本日、新型モジュール「ジェットソンTX1」を発表した。手のひらに収まるほどの大きさだが、開発用電子基盤やドローン、ロボットといった多用途のグラフィック・プロセシング・ユニット採用知能エンジンとして機能する。
このガジェット型モジュールはマシンラーニングの多様な仕事を捌くのに十分な性能で、スマート・アプリケーション搭載デヴァイスへの採用が可能となる。この威力は昨今きわめて重要になってきている。
「コンピュータが自らプログラムのコードを書く作業を覚え、見たこともないようなすごいことを実現できるようになり、人工知能のように働くようになればウェブ・サーヴィスへの貢献がおおいに期待されます」とエヌヴィディア共同創業者で首席経営執行役員のジェン・スン・ユアンはサン・フランシスコで主催したプレス向け発表会で述べている。
エヌヴィディアはGPUをマイクロソフト、アマゾン・ウェブ・サーヴィシズ、グーグル、IBMに販売してきた。各社は自社製または委託先による人工知能アプリケーションを稼働させるのにGPUを活用している。
今回ジェットソンTX1の発表に伴いパートナーとなっているのはマサチューセッツ工科大学、ハータ、カスプリ、パーセプタ、ステレオラブズが挙げられる。
またジェットソンの製品としてTK1搭載ハードウェアもラインアップされている。 エヌヴィディアは今年、無人運転車両向けにドライヴPXハードウェアも発売した。 同社は本日付でテスラM40ならびにM4向けハードウェアも発売した。続きを読む
(From the VenureBeat blog post. Thanks to Jordan Novet.)