IT効果測定スタートアップのウエーヴフロントCEOジェフ・コーダヴァが退社しサム・プラーラが後任

IT効果測定スタートアップのウエーヴフロントCEOジェフ・コーダヴァは同社を退社した。ヴェンチャービートの取材で判明した。
数日前コーダヴァはサター・ヒルヴェンチャーズにアントレプレナー・イン・レジデンスとして加入した。同社スポークスパーソンがヴェンチャービートの取材に応じて明かした。コーダヴァは6年ほど前にもヴェンチャー・キャピタルである同社の同じ役職にあった。さらに以前コーダヴァはコンテスト・サイトの「ビックス」の共同創業者兼エンジニアリング担当ヴァイス・プレジデントを務めていたが、同社は2007年ヤフーに買収された。
ウエーヴフロントの同僚であるサム・プラーラは同社の5名いる共同創業者のひとりで、サター・ヒルのマネジング・ディレクターでもあるが、後任の首席経営執行役員に就くとスポークスパーソンが明かした。プラーラの率いるリスト共有スタートアップ「バッグチェック」は2011年にツイッターに買収された。ツイッターで彼は「フェイル・ホエール(訳注:障害発生を示すイラスト)の削減に貢献した」とリンクトインの彼自身のプロファイルに記載されている。また、プラーラはヤフー幹部も歴任している。
ウエーヴフロントはデータ・センターのインフラ効果測定を提供するクラウド・サーヴィスを手がけてきた。同種の企業としてはアップダイナミクス、ロジックモニター、ニューレリック、シグナルフィックスなどが挙げられる。今年にはBMCがバウンダリーを買収している。
ウエーヴフロントは自社のツールの強みについて詳細をあまり明かしていないが、リンクトインのページを見ると「プロダクト・コンセプトとしてはグーグルで創出されフェースブックツイッターで磨かれたストリーム・プロセッシング手法を土台に据えています」と述べている。顧客企業の社員はウエーヴフロントの提供する「ストリーム分析言語」をつかって入手したい回答を即時に要求することができる。
同社は2013年に設立、カリフォルニア州パロアルトを本拠とする。投資家としてはセコイア・キャピタル、サター・ヒル、ウェブ・インヴェスト・ネットワークなどが挙げられる。続きを読む
(From the VentureBeat blog post. Thanks to Jordan Novet.)