ユーチューブはウェブカム・キャプチャ機能を2016年1月16日で打ち切りへ

ユーチューブのウェブカム・キャプチャ機能をつかうと、ユーザはウェブカムで撮影した動画をユーチューブに直接保存することができ、アップロードの手間もかからないというものだったが、グーグルは1月16日をもって機能取り下げとすることになった。もしあなたがウェブカム・キャプチャ機能をいまつかっているところなら、画面上部に機能終了のお知らせが表示されているはずだ。
ウェブカム・キャプチャは2006年にはじめて登場した。これはグーグルがユーチューブを買収してまもなくである。アドビ・フラッシュを採用し、ユーチューブのアップロード・ページからアクセス可能だった。しかし最近この機能はあまり使われなくなっていた。
「これまではウェブカムがコンピュータに搭載されていたり、接続されていればユーチューブでウェブカム動画を保存して、直接サイトにアップロードできていました」とサポートページの更新情報に述べられている。「この機能は近いうちに打ち切りとなります。利用がきわめて少なく、採用しているテクノロジがすでにサポート打ち切りとなっているためです」
ユーチューブはインターネットでもっとも人気のあるサーヴィスのひとつであり、10億人を超えるユーザがいる。多くの人がサーヴィスで長い時間を費やしている。モバイルでは平均して視聴セッションは40分間となっている。だがこれは、サーヴィスが堅調であることを保証するものではない。
サポートページではユーザが今後もMac版「フォト・ブース」やウィンドウズ版「カメラ」といったアプリからウェブカム動画の保存が可能で、ユーチューブ・サイトにアップロードもできると説明している。モバイル端末のカメラでも動画保存ができ、それをユーチューブ・アプリにアップロードすることも可能となっている。続きを読む
(From the VentureBeat blog post. Thanks to Jordan Novet.)