インテルの組織再編でヴェテラン幹部スコーゲンとデーヴィスが退任へ

チップメーカーのインテルは2名の幹部が長年にわたる役職を降りる人事について発表した。ひとりはパーソナル・コンピュータを支える事業、もうひとりはインターネット・オヴ・シングズの統括者を務めてきた。カーク・スコーゲンはインテルのクラアイアント・コンピューティング・グループ担当(インテルでPCはクラアイアントに分類される)シニア・ヴァイス・プレジデントを辞任し、社内文書から得た情報によれば、他社の役職へと移る。彼は以前、データ・センターおよびコネクテッド・システムズ・グループの統括者も歴任しており、この期間に売上高が60億ドルから100億ドルへと膨らんでいる。最終勤務日は4月8日となる。ナヴィン・シェノーイが後任に任命されている。
ダグ・デーヴィスはインターネット・オヴ・シングズ・ユニットのジェネラル・マネージャを務めてきたが、32年勤続したチップの巨人を退社する。
インターネット・オヴ・シングズ・グループ運営の前には、インテルアリゾナに立地する広大な製造拠点で工場管理を担ってきたほか、ネットブックタブレットも一部引き受けていた。デーヴィスの後任となるインターネット・オヴ・シングズ・グループ担当幹部はまだ任命されていない。最終勤務日は今年末となる。
先週ブルームバーグではインテルのチップをスマートフォン向けに販売する部門を率いるエイチャー・エヴァンズが事業伸び悩みを受け退任すると報道されたが、インテルはこれについてコメントを公表していない。昨年7月にインテルではモビリティ・グループの再編があり、エヴァンズはこのとき現職へ昇進している。続きを読む
(From the Re/code blog post. Thanks to Arik Hesseldahl.)