CentOS 5でF-I90HDのNICを認識できない問題

CentOS 5でF-I90HDのNICを認識できない問題。
www.centos.orgのフォーラムで同じような問題に当たっている人がいた。

Fatal1ty F-I90HD - CentOS 5.0でNICが動かない

Poster: yarrick40k
Fatal1ty F-I90HD - NIC not working under CentOS 5.0
Anyone out there happen to have the onboard NIC working under Centos 5.0?
With the latest updated Centos 5.0, I'm still showing the onboard NIC as undetected:
02:00.0 Ethernet controller: Unknown device 0001:8168 (rev 01)
I'm pretty sure that this uses the Realtek RTL8111B chipset (which I believe is supported with the r8169 module that comes with Centos), but I'm not certain.
I saw a similar thread for a different motherboard (but I believe it uses the same NIC chip):
http://www.centos.org/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=9370&forum=40
I tried compiling the source supplied by the src rpm, but the module doesn't seem to do anything. Additionally, I'm running the i686/i386 version of Centos 5.0, as opposed to x86_64. It appears that the SRC RPM in the attached Wiki link is only for x86_64, so I wasn't able to build the later 1.07 source. I suppose I could install the x86_64 version of Cent, but I want to make sure that that's not going to be useless.
Anyone seen this work so far? I also tried the R8168 drivers (compiled) from the Realtek website, but to no avail.
John
Posted on: 2007/8/30 19:21

投稿者:yarrick40k
Fatal1ty F-I90HD - CentOS 5.0でNICが動かない
誰かCentOS 5.0でこのオンボードNICがたまたま動いたって人いませんか?
最新のアップデートのCentOS 5.0で、いまだにオンボードNICが認識されないのです:
02:00.0 Ethernet controller: Unknown device 0001:8168 (rev 01)
Realtek RTL8111Bチップセットを使っていると見て間違いないと思うのですが(これがCentOSに入っているr8169モジュールでサポートされている)でも確かではありません。
べつのマザーボードについての同じようなスレッドを見つけました(たぶん同じNICチップを使っていると思うので):
http://www.centos.org/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=9370&forum=40
src rpmで提供されているソースをコンパイルしようとしたんですが、モジュールがどうにも動かないようです。それから、CentOS 5.0のi686/i386ヴァージョンを使っていて、x86_64ではありません。どうやらそこにあったWikiリンクではSRC PRMはX86_64向けだけだったようで、これが原因でもっと新しい1.07ソースをビルドすることができませんでした。思うにx86_64ヴァージョンのCentをインストールすることもできそうですが、無駄にならないよう確認したいのです。
これで動いた人、いませんか? R8168ドライバもRealtekウェブサイトから持ってきて試した(コンパイルした)のですが、だめでした。
ジョン

投稿日時:2007/8/30 19:21

Poster: Lenard
Re: Fatal1ty F-I90HD - NIC not working under CentOS 5.0
Install the rpmforge-release package as instructed here; http://dag.wieers.com/rpm/FAQ.php#B
When done type; yum install dkms-r1000
Posted on: 2007/8/31 11:28

投稿者:Lenard
Re: Fatal1ty F-I90HD - CentOS 5.0でNICが動かない
ここでやり方が書かれているように、rpmforge-releaseパッケージをインストールしてください。http://dag.wieers.com/rpm/FAQ.php#B
終わったら次のようにタイプします。yum install dkms-r1000

投稿日時:2007/8/31 11:28

探してみたら、naoyaさんも同様の壁に当たったようだ

オンボードNICRealtek Semiconductor Co., Ltd. RTL8111/8168B PCI Express Gigabit Ethernet controller を Cent 4.4 + カーネル 2.6.19.2 で使っています。これは普通に認識して動いている。
このチップを Cent 5 でも使いたいワーと思ったけど Cent 5 標準のカーネルではドライバ (r8169) が削除されてるのんで、Cent 4.4 で使ってる同じ 2.6.19.2 のソースから、.config を同じにしてコンパイルした。
が、どーにも認識しない。

「naoyaの日記」から。はてなの自作サーバのなかにCore 2 Quadで動いているものがあって、これはF-I90HDマザーボードが使われているらしい。そこでCentOS 4.4では使えているNICCentOS 5では使えないという問題。2007年5月だけれど、この後CentOS 5に移行したという記述が見当たらなかったので、CentOS 4.4で運用しているのかもしれないと思った。
CentOSのバグ報告ページに投稿された以下の文章を読むと、はてなの場合に酷似している。

0001947: rtl 8168/8111 (gbps network chip on pci-e bus) not recognized.
05:00.0 Ethernet controller: Realtek Semiconductor Co., Ltd. RTL8111/8168B PCI Express Gigabit Ethernet controller (rev 01) is not recognized by system, and not found by r8169 driver.
I had to install that one: ftp://218.210.127.132/cn/nic/r1000_v1.05.tgz [^] which provides after compilation r1000.ko.
Works fine on 4.4, although there are awful freezes when network traffic is high (rsync on 400gb in my case).
Same applies to Centos 5.0 x86_64, although there's no more lag.
r1000 driver from realtek is GPL'ed.
Find it attached.
Do you think you'll be able to add support for that hardware in a next update to the kernel or in centosplus one ?

0001947: rtl 8168/8111 (ギガビット・ネットワーク・チップ、PCI-Eバス上)を認識しない
05:00.0 Ethernet controller: Realtek Semiconductor Co., Ltd. RTL8111/8168B PCI Express Gigabitイーサネット・コントローラ(rev 01)がシステムから認識されない、そしてr8169ドライバからも検出されない。
次のものをインストールする必要があった:ftp://218.210.127.132/cn/nic/r1000_v1.05.tgz [^]これはr1000.ko.のコンパイルのために提供されている。
4.4では動作良好、だがネットワーク・トラフィックが高い状態で手の付けようのないフリーズになる(わたしの場合rsyncが400ギガビットで)。
同じようなことがCentOS 5.0 x86_64にも起こる。だがこれはそれほど遅れが生じない。
Realtekから入手したr1000ドライバはGPLつき。
リンクを貼ったので見つけてください。
次のカーネルのアップデート、あるいはCentOSの次のヴァージョンのときにこのハードウェアへのサポートが追加できるだろうか?

その後自力で解決した人も

けっこう探してみるとぞろぞろ同じような問題に当たっている人が見られた。このRealtek社RTL8111シリーズのNICが内蔵されているマザーボードというのはけっこうあるらしい。centos.orgなどの情報を参考に自力で解決した人もいるようだ。

rpmforgeについて書かれているページもいくつか読んだ。とりあえずメモ。

問題としては、インテルDG965RYCKマザーボードで構築する分にはとりあえず解決している。この状況ではとくにF-I90HDとCentOS 5にこだわる必要はない。だがこの問題解決に取り組む合理的な理由も考えられる。つまり、F-I90HDにはDG965RYCKにはない特徴がいくつかある。メモリが16GBまで対応していること、FSB1333MHzのCore 2 Duo、および最新の45nmプロセスCore 2 DuoにもBIOSアップデートで対応することが判明した。コンデンサも高品質な100%日本製を謳っている。NICを理由に切り捨てるには心残りのする、なかなか見所のある製品だ。それから、これをきっかけにいろいろと学ぶこともできるかもしれない。fuzzy2さんのように知恵を分けてくれる方もいる。わたしの技術と知識では話がうまく追いついていけないときもあるかもしれない。それでも自分の体験を公開することによって得られるものは大きい。ひきづつきここに記録していきたいと思う。