このブログの広告を出す

(This is a translated version of the "A VC" blog post. Thanks to Fred Wilson.)
このところ質問を受けることが多くなってきたので、わけを話しておこうと思う。このブログのテキスト広告がウェブのあちこちで見られている話だ。友人が昨日わたしに送ってくれたスクリーンショットを載せよう。
この手の広告の合理的理由についてはずいぶん耳にしてきた。だいたい1年くらい前からだろうか。バナー広告の鞘取引や、読者が減っていくのを食い止めるための必死の努力や、キイワード広告の値段下落を優位にするといったものだ。
ほんとの理由は単純だ。わたしはユニオン・スクエア・ヴェンチャーズのポートフォリオに入っているサーヴィスはぜんぶ自分で使いたいのだ。というのは、わたしたちのポートフォリオの製品やサーヴィスをどんどん使うことで、よりよい投資家になれると信じているからだ。
わたしたちの投資先のひとつに、小規模および中規模事業むけキイワード広告サーヴィスの供給業者である「クリッカブル」がある。クリッカブルをつかえばおそろしくかんたんに、三大キイワード広告市場(グーグル、ヤフー、マイクロソフト)でキイワード広告を買える。毎日リポートを受け取れば、単純にその結果がわかる。あなた自身の戦略を改良するのに、「キイワードを落とす」「文句を変える」「キイワードの入札価格を上げる」など、おすすめも出てくる。
というわけでわたしは、クリッカブルがベータ版で出てから、このブログにトラフィックを呼び込むための戦略を運営してきた。わたしのブログの平均的な日は約100,000回の表示に対し約10から20のクリックがあり、かかる費用は5ドル以下だ。たしかに、毎月150ドルを費やして、このブログにトラフィックを呼び込んで、ブログから入る広告収入をぜんぶ募金に寄付してしまうのはバカみたいな話に聞こえるだろう。
だがわたしは、キイワード広告について、このプロセスを通じてたくさんのことを学んだ。たとえば、わたしは自分の設定したキイワードのおかげでわたしのブログにこれまで以上の表示回数とクリックが生まれたことをこの4か月で知った。わたしはこれはキイワード広告市場で大きな変更がいくつかあったおかげだと思っている。
だがなにより大事なのはクリッカブルについて、このサーヴィスがどうやって動いているのかよくわかったことだ。このおかげでわたしはこの会社にフィードバックとして、どうすればサーヴィスがわかりやすく、わたしのような小規模の広告主にも役立つか、意見を言えるようになった。毎月150ドル。そんなに大きなものではない。