エグゼクツイーツ

(This is a translated version of the "John Battelle's Searchblog" blog post. Thanks to John Battelle.)
今朝晴れて始動した「エグゼクツイーツ」は、わたしの会社がマイクロソフト(スポンサーでもある)と、ツイッターと一緒に開発したプラットフォームである。わたしはこれを実現できたことを誇りに思っていて、これはツイッターのような会話をどのような用途に使うことができるか、よく考えられた結果であり、わたしはこれをきっかけに、より付加価値のある使い勝手を経験してもらえたらうれしい。ここでは、あらゆる産業たとえば小売り、ヘルスケア、行政その他の業種にいる重役の人たちの発するビジネス関連コンテントをフィルタリングしている。わたしたちはこのプラットフォームで、コミュニティでの会話、投票、告知、なにかの推薦が行われるように仕上げておいた(FMのブログはこちら)。
これは第一弾であり、わたしたちはすでに次のものに取りかかっている。マイクロソフトがすぐれた提携相手だったのは、かれらは会話メディアのマーケティングというコンセプトをよく知っているからで、それはたんなる「なにかを軌道に乗せるためのキャンペーン」とはちがったものだ。そしてこれがツイッターとちょうどうまい具合にはまっているのだ。ツイッターエグゼクツイーツを告知するブログ投稿で、次のように書いている。「わたしたちがツイッターに専念して取り組んでいるのは、このような興味深い話題提供を行なうための時間や資源を持ち合わせていないからです。それに対し、フェデレーテッド・メディアの人たちには資源もあれば専門的判断もできます。もしあなたが名のあるブランドを持っていて、それでいてツイッターのように話題提供に特化したソーシャル・メディアのスポンサーをしていただけるのなら、フェデレーテッド・メディアをおすすめします。かれらがきっと、お膳立てをしてくれるでしょう」
このうたい文句はよくできている。そしてそう、「マッシャブル」も記事にしているとおり、これはツイッターにとってのビジネスモデルのひとつであるが、その椅子の大黒柱というわけではない(方向からすれば、FMにとってはそうだが、ツイッターにとってのかなめ石というわけではない--これに関してツイートセンスなどその他のツイッターのビジネスモデルについて、わたしの考えはここに書いた)。ツイッターには宣伝のためのアプリケーションをやってきた経験もあり、かれらの考えるプロジェクトは興味深く、とても意味のあるものだ。しかもそれがどのような金銭上の取引になろうとも、価値のあるものだ。フェデレーテッド・メディアはツイッターがエグゼクツイーツに参加することで、その収益の一部を共有できるのではないかと考えた。このプロジェクトはツイッターのオープン・プラットフォームを存分に生かしてこそ実現できるものだからである。
わたしたちはこのほかにもたくさんのプロジェクトができるのではないかと期待している。あなたが思ったことや、どうすれば改良していけるか、言っていただければと思う。