フェースブックとの新しいつきあい方

(This is a translated version of "A VC" blog post. Thanks to Fred Wilson.)
昨日これについてはツイートしたので、なかには知っているという人もいるだろうけれど、ブログでも書いておこうかと思う。
何年ものあいだ、わたしはフェースブックのアカウントをつくっておきながら、ほんとうの意味で使っていたとはとても言えない。わたしがやっていたのは、情報(ブログとツイッター)をフェースブックに放り込んで、それっきりだった。誰と友達になって誰と友達にならないかは、とくに科学的な方法があるわけでもなく、この数年でわたしが「友達」になったのは360人、友達として承認しなかったけれど拒否もしなかった相手が1000人くらいいた。
先週あたりに、わたしのフェースブックの使い方はいくつかの点で変わった。
1) わたしの兄弟と、何人かの高校時代の友達がフェースブックをはじめて、けっこう活発にやっている。なんの前触れもなく、フェースブックであれこれ気になることが生まれてしまった。こういったことはツイッターやブログでは起きなかったことだ。
2) フェースブックはホームページのデザイン変更を行ない、わたしにもわかりやすく好ましいインタフェースとなったので、ようやくほんとうの価値がわかってきた。
3) わたしのふたりの娘が、わたしをフェースブックでの「友達」にしてくれた。これはこの4年間ずっと拒否されていたことだ。理由は主に、彼女たちはフェースブックを自分の写真共有サーヴィスとして使っていて、わたしや家族の写真をそこに載せて、わたしのタグをつけてくれたことだ。彼女たちはわたしにその写真を見てもらいたいそうだ。
そこでわたしはフェースブックに毎日見に行って、それがじつに忙しいものだと知った。そこかしこに散らばっている情報から、自分の関心のある情報を見つけるのが大変だった。これはツイッターでも経験してきたことではある。
そこでわたしは、ちょっと急進的なことをやることにした。わたしは昨日、フェースブックの「友達」300人くらいを削除して、友達の数を56まで減らしたのだ。自分のフェースブックの友達は、家族と親しい友達にかぎることにした。わたしのやり方は、いわば家族だけの結婚式やミサのようなものかもしれない。わたしが切ってしまった300人のうち多くの人が、どうやらわたしをフォローしたくてフェースブックをやっていたけれど、それもできなくなったことになる。
わたしなりの理由付けを言っておこう。わたしはツイッター、このブログ、それからfredwilson.vcでのタンブログと、ウェブ上でわたしをフォローできる公的な場所がかなり多くあって、そのどれもがRSSフィードがついているからコンテントを送りつけてほしいと思っている人にも十分行き渡る。わたしにとってフェースブックははじめからプライヴェートなもので、親しい友達や家族とのあいだでネットワークをやるにはちょうどよい場所になったのだ。
だが昨日ツイッターブランドン・ワーツアドリアン・バイが提起した議論はよかった。かれらの言い分は、フェースブックでは「ファンページ」をつくってそこでわたしをフォローしたい人は誰でもできるようにすれば、両方の世界を堪能できるというものだ。「ファン」という言葉の響きが好きになれないが、アイディアはいいのでそうすることにした。
もしあなたがわたしがフェースブックの友達リストから切った300人に含まれているとしたら、あるいは友達に承認してこなかった1000人に含まれているとしたら、あるいはフェースブックでわたしをフォローしたいと思っている人だとしたら、こんどはこのページでできるようになった。わたしはすでにこのブログからすべての投稿をフェースブックのファンページにも載せていて、ツイッターやタンブラーの投稿もぜんぶそうしたい。だがどうやればいいのかわからない。「ノーツ」のアップではファンページにRSSフィード送信できるのがひとつだけだった。やり方を知っている人がいたら、コメントで教えてほしい。すぐにでもそうするつもりだ。
フェースブックでわたしをフォローしていた人が全員うまく見られるようになればいいと思う。フォローしてくれた人全員にフォローし返せないのは失礼かとは思うが、正直に言って、わたしには365人も別々のサーヴィスでフォローするにはどうすればいいのか、わからないのだ。これがわたしにできる精一杯だし、ツイッターで多くの人と関わることができればと思う。みんながこの方法をどう思うか、聞いてみたいところだ。