ツイッターを効果的に使う方法

(This is a translated version of the "Don Dodge on The Next Big Thing" blog post. Thanks to Don Dodge.)
140文字でなにか有益なコミュニケーションができるだろうか? わたしは最初ツイッターをやろうとしなかったのを認めよう。わたしはブロガーであり、長い形式の文章、分析、図表、関連したコンテントへのリンクなどを載せるのが好きだった。ツイッターはとるに足らないと感じられたし、はじまって間もない頃のツイッターで交わされていたメッセージはだいたい有益とは思えなかった。ところが、ある日コンファレンスの席に座っているときにとつぜん、ツイッターの使い方がはっきりと見えてきたのだ。そこでは洞察に富む発言があって、人と共有する意味がありそうで、でもブログ投稿でまるごとお腹いっぱいになるほどの量ではないということもあるツイッターはそのような洞察に富む発言を共有するのにぴったりの媒体だった。ここに載せたのは、わたしがこのあいだのコンファレンスで書いたツイートの例だ。

ガイ・カワサキをはじめとする何人かの人たちが、ツイッターにはいろいろと興味深い使い方があるのを見つけてくれた。彼によると、「TV以来に発明された、もっとも強力なマーケティング・ツール・・・しかも無料。ビル・ゲイツや『ロンリー・ガール』だって、140文字しか使えない」だそうだ。
ツイッターはおもしろい記事、製品のオファー、マーケティングのメッセージなど、人に知らせるために使うこともできる。ツイッターは収益の大事な出所というより、その呼び込み役なのだ。ツイッターは数千人、いや数百万人もの人がメッセージを受け取る、もっとも早く、もっともかんたんな方法なのだ。ツイッターはリアルタイムで、速報にはぴったりだし、株式市場の値動きを知るのにもいい。ツイッターはうまくいけばリアルタイムの検索エンジンとして、とくにいま話題になっていることを選び出すとか、友達やフォロワーが関心をもっていることを選び出して検索結果を表示するといった効率的な役目をこなせるかもしれない。ツイッターは携帯電話でよく使われる位置情報サーヴィスに組み込まれることもあるかもしれない。
わたしにとって、ツイッターは短くとも洞察に富む思考を共有するための方法であり、コンファレンスや、開催の近いイヴェントを人に速報で知らせる方法であり、離れた都市同士での会合をオーガナイズする方法である。わたしがフォロウしている人たちはツイッターをこのように使っていて、わたしもそれを有益だと思っている。
その一方では「ツイッター・リター」とわたしが呼ぶものもある。朝食になにを食べただとか、子供を迎えに行くだとか、ごくありふれたことをみんなに知らせるためにツイッターを使う人のことだ。人それぞれだろうが・・・わたしはどうもこれには辛抱できないのだ・・・たとえ自分の友達であっても。だが、それもやはりツイッターのいいところだ・・・誰でも自分のやり方で使えること、誰でも自分のフォロウする人(しない人も)を決められること。わたしをツイッターでフォロウするなら@dondodgeへどうぞ。