フリーかもしれないが、たしかにそれだけの代償はかかっている

(This is a translated version of the "John Battelle's Searchblog" blog post. Thanks to John Battelle.)

ある著作にかんしてたいそうな騒動が起きているのだが、その当事者はまずクリス・アンダーソンで、彼の最近の本『フリー』が剽窃の疑いをかけられている。剽窃ウィキペディアのあらゆる記事からであるだとか。ああ、これはなんという皮肉か。クリスがこの騒動を全部自分でこしらえたんじゃないかと思う人もいるだろう・・・。当事者のもうひとりはマルコム・グラッドウェルで、彼は自分の本を1冊書けるほどの十分に思索に富む(そしておもしろい)逸話には恵まれなかった人である。
この件には関わるまいと思うが、なぜなら正直言って、わたしにはそんなに、まあ、フリーな時間がないのだ。
それはともかく、マルコムが最初にこれを暴露したのに対し、クリスがワイアード・コムで反撃している記事はすでにあちこちからリンクされているが、興味深いと思った。というのは、これがまったくたまげた話だが、広告という広告がとにかく目立って掲載されているのだ。フリーというのはもちろん、ビジネス・モデルなくしては成り立たないのだ。