VCの顧客(続編)

(This is a translated version of "A VC" blog post. Thanks to Fred Wilson.)
4年ほど前、わたしはこのブログでVCの顧客はアントレプレナーだと断言する投稿を書いた。わたしはこのように書いた。

アントレプレナーは顧客であり、LPは出資者である。わたしはこれまで、ヴェンチャ・キャピタル・ビジネスについて納得の行く考え方はこれだけだと思っている。

そしてそれにつづけて、わたしはなぜそれがVCビジネスについて正しい考え方であるかを説明した。
今日わたしはその投稿を読み返している。というのは、わたしはマーク・アンドリーセンとベン・ホロヴィッツがつくった新しい法人について、昨日マークのブログで発表したときに言ったことがとてもいいと思ったからだ。かれらは「アンドリーセン・ホロヴィッツ」ヴェンチャ法人における8つの主要な価値/組織の原則を、その投稿で披露してみせた。その第3はこうだ。

テクノロジのスタートアップはアントレプレナーのチームとそのヴィジョンにすべてがかかっている。わたしたちヴェンチャ・キャピタリストの仕事は、第一にアントレプレナーを支え、そのアイディアのものとに集まるすぐれた会社をつくる手伝いをすることだ。

そのとおりだ。わたしたちの仕事は、アントレプレナーを支えることだ。マークとベンは、そのことがよくわかっている。VC産業は変わりつつある。新しい価値観をもった新しい法人はいまやぐんぐんと伸び、古い価値観でやってきた古い法人を置き換えようとしている。
もういちど言っておこう。ヴェンチャ産業は破綻していない。そこに関わる人の一部がそうなっているだけだ。