やあ、ポケットに入るPCのOSってのはそれかい?

(This is a translated version of "The Steve Rubel Lifestream" post. Thanks to Steve Rubel.)
今日は日曜日なので、わたしは今週の大きなニューズを追って読んでいる。グーグル・クロムOSのことだ。いまのところ、まだくわしいことは出ていない。来年になればそれがどのように市場に登場するか、わかることだろう。詳細に悪魔は宿る。フォトショップは動作するのだろうか? それともフォトショップを使う人たちはウェブ・ベースのものに乗り換えるのだろうか? それもはっきりしない。
だが、わたしにとってはっきりわかっていることがある。今後、わたしの使うマシンは増えるだろう。減らない。そしてポータブルPCオペレーティング・システムがそれを可能とするだろう。
わたしの友達のオム(・マリック)と同じように、マックだけを5年間使っていたあとで、いまわたしはマルチOSの使い手となった。仕事ではPCのデスクトップを使う。家ではマックを使う。出かけるときはネットブックを使う。そしてどこにいるときもアイフォンを使う。わたしのデータはすべて(自分のか、エデルマンの)クラウドにあるので、たいていの場合は必要なものはブラウザだけなのだ。
ところが、クラウドはまだ十分にユビキタスではないので、安全にキャッシュされたデータはとても大事だ。だから暗号化された「サンディスクU3」USBメモリ・スティックを持ち歩いていて、そこには「エヴァーノート」などのポータブル・アップスが入っている。だがメモリ・スティックがどんどん速く、容量が大きくなっているので、そのうちにオペレーティング・システムとアップスを完全に動作させることができるようになるだろうとわたしは見ている。そして、クロムはその主流として最初のものとなるだろう。グーグル・クロムOSがUSBスティックに入ってお店で売られるというわけだ。
PCやデスクトップにしても、そのうちにUSBドライヴで起動するようになるのではないか。リナックス、グーグル・クロムOS、マックOS X、ウィンドウズなどがみんな、ポータブルのUSBドライヴで動作するようになって、PCからPCへ(アップルの場合マックからマックへ)と持ち運ぶことができるようになるだろう。OSとそこに関わるアプリケーションがまるごとそのデヴァイスで動作して、しかもあなたのデータはあなたのところにしっかり守られているというわけだ。
ポケット・オペレーティング・システムはUSBドライヴだけにかぎったことではない。アイフォンやG1フォンでもPCのOSとアップスをまるごと収めて、なにかを外付けで接続したときだけ使えるようにするとか、できないだろうか? いや、できるだろう。
クロムの発表と同じくらい気持が踊るようなこととは、いちばん大きなニューズはこれからやってくるということだ。PCオペレーティング・システムがあなたのポケットに収まる日は、すぐそこまできている。