ビングはツイッターとリアル・タイム検索で提携する

(This is a translated version of "Don Dodge on The Next Big Thing" blog post. Thanks to Don Dodge.)
マイクロソフトの新しい検索エンジンビング」はいまなおイノヴェートしつづけていて、こんどはツイッターのフィードからリアル・タイムの検索ができるようになった。テッククランチの記事がすでにビングツイーツのなかに載っている。リアル・タイム検索結果はつねに更新していて、ページの左側にスクロールしてゆくかたちで、通常のウェブ・ベースのビング検索結果と併記されている。いま人気になっているトピックを「いま人気」「人」「場所」「商品」のなかから選べる。タブをクリックすると、ビングは最新の人気トピックのメニューを表示する。

bingtweets.comはつい1時間前に始動したばかりだ。このサイトへのトラフィックはかなり集中しているので、ちょっとした遅れが生じることもあるかもしれない。だがわたしの場合はとくに遅れもなくうまく機能している。
リアル・タイム検索はホットな話題で、「テッククランチ・リアル・タイム」コンファレンスでも議論された。そのときのパネル・ディスカッションの動画を、リアル・タイム検索で見つけられる。このパネルはグーグルからマット・カッツ、サーチエンジンランドからダニイ・サリヴァン、ワンライオットからキンバル・ムスク、そして検索界での先駆者たちがほかにも集まった。
わたしたちがいまいるのは、リアルタイム検索の発展からみればほんの始まりのところである。これからも、検索結果をよりよく順位付けし、関連性にもとづくアルゴリズム、スパムのフィルタ・アウト、信頼のおける特徴的な検索結果を実現するには、まだやるべきことがたくさんある。わたしたちは10年以上前にも、ウェブ・ベースの検索で同じような発展を経験してきた。
評判追跡サーヴィスの「クリムゾン・ヘクサゴン」は、ビングはグーグル以上に、ツイッター的な心意気と頭脳をもっていると述べている。ビングはグーグルの人たちに、なんとか対抗してやろうと歯を食いしばらせたのである。競争は、イノヴェーションのためには非常によいことだ。