スロヴェニア

(This is a translated version of "A VC" blog post. Thanks to Fred Wilson.)
昨年夏わたしたちがゼマンタに投資を決めてから、わたしはスロヴェニアに行きたいと思っていた。この国はゼマンタが創業された地であり、そのチームのうち多くの人がいまでも住んでいる。
今週わたしはその機会を得た。家族とともにリュブリャナに飛行機で行くことになったのだ。ここが首都であり、ゼマンタの本拠地である。この会社のオフィスで、わたしがはじめて取締役会への出席をすることになり、そのついでにリュブリャナの名所や眺めを見て回って1日過ごし、それから1日半かけてアドリア海岸の街ポルトロスとピランを過ごした。
わたしはリュブリャナからパリへの飛行機のなかで、ブラックベリイをつかってこれを書いているので、写真やリンクを貼り付けることはできないが、写真はわたしの妻のブログhttp://gothamgal.comと、わたしのタンブログhttp://fredwilson.vcと、わたしのフリッカーhttp://flickr.com/fredwilsonで見られる。
スロヴェニアは小さなヨーロッパの国で、イタリア、オーストリアハンガリークロアチアに囲まれている。この国は旧ユーゴスラヴィア連邦の一部であった(最北部にある)。この国は、連邦から最初に脱退した(おおむね平和的に)。
ここではイタリアを思わせることが多く、それとオーストリアにも少し似ている。わたしたちが食事をしたところでは、イタリア料理に近かったが、どれもおいしかった。ワインは北イタリアを思わせるところがあり、すばらしかった。おまけにスロヴェニアでは何もかもがずっと安く済んだ。そして近頃のヨーロッパではだいたいそうであるように、英語はほとんどどこでも通じた。
人口は少なく、総合で200万人ほどであり、そのうち30万人ほどがリュブリャナとその周辺に住んでいる。だがこの国は教育の水準も高く、商業的にも熱心で、民主的な国である。この20年間で顕著に近代化されたのだ。リュブリャナから海岸への道のりは、わたしがでかけたなかで最高の場所のひとつであった。
スロヴェニアの山岳地方には行かなかったが、リュブリャナからもその最高峰がいくつか見られる。わたしたちはこの山の上を飛行機でやってきて、帰ってきた。スロヴェニアではスキー、ハイキングなどの山岳スポーツが盛んである。
わたしのお気に入りの場所は、ゼマンタのチームとの朝の会議をべつとすれば、アドリア海岸である。はっとさせられるほど美しく、聞くところによると、クロアチアへ向かって南にドライヴすれば、もっと美しいという。
こんど来るときはもっと長く滞在し、山に行ったり、クロアチアの海岸線などを見て回りたいと思う。家族でぜひまた来たいと思う場所のリストにスロヴェニアは入った。
もしあなたがこの地域には行ったことがないのなら、わたしは強くおすすめしたい。人ごみも少なく楽しい時間を過ごせるし、ヨーロッパの名所へ行くより半分の値段で済むのだ。
それに、投資すべきホットなスタートアップもいくつかあるのだ!