コメントの長さ

(This is a translated version of "A VC" blog post. Thanks to Fred Wilson.)
わたしは今朝、(「ハッカー・ニューズ」経由で)興味深い投稿を読んだ。コメントが長ければ長いほど、その質は高くなる、という内容である。この投稿(これは最後まで読み通す価値がある)の結論はこのようなものだ。

コメントの質とコメントの長さのあいだにははっきりとした相関関係があるようだ。積極的に悪意を持ったオーディエンスの集まるウェブサイトでないかぎりは、長いコメントのほうが質が高いようだ。

この投稿の筆者は、コメントの長さを制限するべきかどうかという疑問に対し詳細に述べ、結論はノーであるという。彼はさらに、もしコメントの長さを制限するのなら、2000から4000文字にするべきだという。
では、なぜわたしがこの話をあなたがたにしているのか? それはわたしは必ずしも同意しないからだ。わたしが思うに、ブログ投稿は短く読みやすくあるべきで、コメントもやはり同じだと思っているからだ。わたしはこのブログでは、コメントの長さを制限していないし、書きたいだけ長く書ける。わたしはどうこうと指図するつもりはない。
だがわたしはいろいろなブログを読み、いろいろなコメント欄を読んでいる。そしてわたしが好むのは、誰かがその要点を手短にわかりやすく指摘してくれることで、理想をいえば良識のなかにちょっとしたウィットが込められているといい。
コメントを読んだり書いたりするのはとても楽しく、コメント欄がよければ(このブログではあなたたち皆のおかげでそうできている)それはとてもためになるだろう。あるトピックについて数分で40から50のコメントを読み通せるというのは、すばらしいことだ。
だがある一人のコメントを読むのに数分かかるという場合は、それができない。そして長いコメントは得てして会話の主導権を握りがちで、それはあまりよくないことだと思う。
というわけで、わたしは人のブログに書くとき、自分のコメントは2段落ほどにしておき、自分のブログで返事を書くときはもっと短くするように努めている。あなたがたはどう思うか、わたしは知りたいと思う。