今年あった、感謝すべきこと

(This is a translated version of "A VC" blog post. Thanks to Fred Wilson.)
1) 2008年の経済崩壊・パニックはおおむね終わった。経済はまだ弱いが、市場は機能しており、買い手は買い、売り手は売っている。
2) FCCがネット中立性にかんする法整備への提案を出した。
3) アンドロイドは勝者となりそうであり、アイフォンにとって必要とされる競争相手となりつつある。これはアップルが平常心を保つのに役立つ。
4) ビングは生命力を持ちはじめた兆候が見られ、グーグルにとって必要とされる競争相手となりつつある。これはグーグルが平常心を保つのに役立つ(これは希望的観測だろうが)。
5) ヴェンチャー・キャピタル投資が好転している。

6) NYメトロのヴェンチャー投資市場が、より急激に好転している。

7) Yコンビネータ、「テックスターズ」「シードキャンプ」といったプログラムが全国的、そして世界的な広がりを見せており、数千人ものアントレプレナーたちから選良を発掘している。
8) 創業者株および従業員株、そしてエンジェルおよびアーリイ・ステージ投資者株を取引するセカンダリ・マーケットが目立ち始めており、スタートアップ投資において流動性を得るための第3の道の可能性を開いている。
9) ナスダックのインターネット指数は昨年から128%増となり、ウォール・ストリートがインターネット分野にふたたび期待していることを示している。インターネットのIPO市場が活況となるのはそんなに遠くないかも?

10) 今日はサンクスギビングの日だ。今日はこれらのことをすっかり忘れて、料理をし、食事をし、フットボールを観戦したり、友達や家族とのんびり過ごす日だ。わたしもそのようにするつもりだし、あなたがたもそうであるように願う。